本日の案件
みなさん、お疲れ様です。
今から10年前、当時、オシャレにあまり興味のなかった僕。
「服なんて、結局布でしょ? もっと他のことにお金かけた方がいいじゃん!」
と、だいたいいつも、お気に入りのパーカーと、履きなれたスニーカー。財布と携帯をポケットに入れて出かけるスタイルでした。
そんな、僕に「せっかく素材が良いのに、もったいない」と、立ち上がったのが当時付き合っていた彼女。
「スタイルが良いんだから、もっと体のラインをみせて、スッキリと清潔感のある印象で」と、トータルコーディネートをしてくれました。
そして「30代に向けて、ちゃんと大人らしいファッションを心がけて」と、クラッチバックや、サコッシュ等で荷物を持ち、きちんとハンカチやティッシュ、リップクリームを持ち歩くように矯正されました。
当時は「なんだよ、オカンかよ(笑)」と、渋々やっていましたが、次第に周りからも評判が良くなり、オシャレに気を配ることが楽しくなってきました。
それからというもの、自分でも色々とトレンドをチェックし、取り入れ
今では、職場の若い子達にも、「いつもホントにオシャレですよね!モデルさんみたい!」と言われるくらいのオシャレ番長へと成長しました。
そんなオシャレ伝道師の彼女は、今では僕の奥さん!
…だったら、良かったのですが(笑)
残念ながら別れてしまい、今は連絡先もわかりません。
彼女に出会わなかったら、30代でも使い古しのパーカーと、ヨレヨレのスニーカーで出かけていたんだろうなと思います。
自分を変えるキッカケをくれたあの子に、電波にのせて、ありがとうを伝えたいです。
ドアノブ
男性/38歳/北海道/会社員
2021-03-09 15:00