1995年の両親へ
こんにちは。
この時期になると、東日本大震災を振り返る特集番組などをよく見ますが、兵庫県西宮市で生まれ育った私にとっての「震災」は、1995年1月の阪神大震災です。
当時高校一年生でした。震災直後の実家は、建物こそ大丈夫でしたが、家の中はぐちゃぐちゃ。余震も毎日あり、電話も水道もガスも電車も止まり、不便で不安な日々でした。
そんな中でも母は、笑顔を絶やさず、電気やカセットコンロを巧みに使って料理してくれ、父は、家の井戸を水道に繋げて、水が使えるようにしてくれ、近所の人に水を配って回っていました。父母に守られていたと強く感じます。
今わたしは、二人の幼児の母ですが、今同じことが起きたとして、あの頃の父母のように家族を守れるだろうかと、自問自答する日々です。
お母さん、お父さん、ありがとう!
ゆかたそ
女性/46歳/東京都/自営・自由業
2021-03-09 17:31