あの時、あの人にありがとう案件
2017年の5月、3人目の妊娠が発覚しました。
私は毎回つわりが酷く、入院しなくてはいけなくなるので「今回は上の子2人がいて、実家も遠いのに大丈夫だろうか?」と真っ先に思いました。
でも、なんとかやるしかない!!と、最初は夫に10日休みを取ってもらって頑張っていたのですが、さすがに夫も「もう休めない」と。
私は水分も摂れないほどで8キロ痩せてしまっていたので退院も出来ない。夫の母は自営業なので来れないし、私の母も仕事をしているので「もう、私の父でもいいから来てもらわないと無理だ…」と、母に電話しました。
すると「じゃあ、お母さんが言ってあげるよ」と。母は土日だけ仕事をしているので、月ー金まで北海道から川崎に来て、週末に一度北海道に帰り、また月ー金で川崎に来てくれることに。
私が入院している間、子どもたちの面倒を見てくれて、夫のご飯も作ってくれて、家のことを全部やってくれました。
なんとか退院した私ですが、横になって息をする以外のことが全く出来なかった私は、退院しても母に頼りきり。本当に有り難くて、横になりながら何度も涙しました。
あれから3年。その時妊娠していた息子は3歳になりました。
今でも母は「あの時は大変だったわ〜!でも一人で羽田から川崎まで行ったり、なんだか懐かしいなぁ。」と言ってくれます。
あの時、母が来てくれたから息子が生まれてきてくれて、家族みんなに笑顔をくれます。
あの時、来てくれて本当にありがとう!!!と改めて母に言いたいです。
どさんこマルコ
女性/44歳/北海道/会社員
2021-03-09 17:37