本日の案件。『私の忘れたい、忘れられない、忘れちゃいけない』
私の忘れたいけど、忘れられなくて、忘れちゃいけないことがあります。
10年前の東日本大震災が起き、急いで帰路に帰っている時に起きた出来事を今でも目に焼き付いていて忘れられません。
その日は停電もしていて信号機も消えて辺り一面暗闇の中車を走らせて帰路に着いていました。
もうすぐ家に着くというところで突然黒猫が飛び出して来ました。
私は急いでブレーキをかけましたが間に合いませんでした。
私は猫を家で2匹飼っているほどの猫好きで、その時の衝撃は激しくパニックに陥っていました。
急いで帰宅し泣きながら祖母と両親に事情を話、皆で猫を埋葬しました。
家に着いても涙は止まらず自宅の猫を抱いてひたすら、「ごめんね」と泣きながら言い続けました。
どうしてもっと気を付けなかったのかとすごく悔やみ、今でもその時の光景と辛い気持ちは消えることがありません。
私が黒猫さんにできることは3月11日にお線香をあげ、祈るばかりです。
この出来事は私には辛く、忘れたい気持ちでいっぱいですが、忘れられませんし、忘れちゃいけないことだと思っています。
来年も黒猫さんに祈りを捧げたいと思います。
ハチミツたまちゃん
女性/41歳/茨城県/専業主婦
2021-03-11 14:24