わたしの3.11
宮城県出身です。当時は高校一年生、授業中でした。最初は何が起きたか分からずだんだん強くなっていく揺れに教室中が混乱しました。校庭へ向かい、吹雪が吹き寒い中迎えを待ったの覚えています。ラジオから徐々に被害が拡大していくのがわかり、断水、停電、ガソリンスタンドには長蛇の列。夜中も続く余震の中蝋燭の火を眺めてました。現実だけど非現実的。街が真っ暗で星はすごく綺麗に見えました。今は東京で看護師をしています。コロナのような感染症でこんな生活になることなんて考えてませんでした。あの時の地震だってそうです。いつ何が起こるかなんてわからない。だからこそ周りの人を大切に、自分を大切に。後悔ない人生を送っていきたいです。
メイ子さん
女性/31歳/東京都/会社員
2021-03-11 16:25