社員掲示板

10年案件

皆様お疲れ様です。
10年前のあの日、私は保育士をしていましたが翌日の土曜日が出勤の為代休で自宅でのんびり過ごしていました。

翌日、動いている路線を確認して出勤すると「先生、よく来れたね。無理しなくて良かったのに」と優しい言葉をかけてくれた先生方は皆さん疲労の表情。
「お母さん、お父さんみんな都内から歩いて帰ってきてくれてね。ついさっき最後の子無事に引き渡したからもう大丈夫。いつも通りの保育してね」と言われて始めて先生方が自宅に帰っていないことに気が付きました。

当時、私の職場は東京だけど青梅線の駅。
保護者の方々も早く我が子に会いたくて必死で歩いて保育園に来たこと、何時に保護者の方が来てもいいように寝ないで親御さんの帰りを待っていた先生方。

前日の保育園の大変さを想像すると偶然休みだったとは言え全く力になれなかったこと、そして何より2歳から6歳まで持ち上がりで担任していた自分のクラスの子たちが不安で怖かった時に「先生がいるから大丈夫だよ。」と抱きしめてあげられなかったこと。
10年経っても悔しい気持ちは忘れられません。

今は自分も母親になり、あの日お子さんのことを心配しながら何十キロも歩き無事に再会できた時の保護者の方々を思うと涙が出てしまいます。
あの日の気持ちはずっと忘れずに保育の仕事に携わっていきたいと思っています。

夏だけ早起き

女性/43歳/千葉県/パート
2021-03-11 18:38

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