忘れてほしくないこと
本部長、秘書、リスナー社員の皆さまお疲れさまです!
10年前、産まれたばかりの息子と実家にいました。実家は木造で古く、長く大きく揺れて、ただただ怖くて、小さな息子を抱っこして柱がたくさんあるところが安全かとトイレに行ってうずくまっていました。
今は亡き父が「大丈夫かぁー!?」と声をかけながらゆっくりと階段を上がってきて、「大丈夫だ、大丈夫だから」と私たちを安心させようとしてくれました。
その夜には、両親が仕事先から帰れない保育園に通う姪っ子と甥っ子を母とふたりで迎えに行きました。まだ2歳と1歳で、母は1歳の子を抱っこして、私は2歳の子とお話したり、励ましたりしながら歩かせるのに必死でした。
帰ったらお父さんかお母さんがいるんじゃないかな?とふたりは思っていたようで、家に着いた途端に泣きじゃくっていました。
私の息子も、父とふたりで初めてのお留守番。
みんな小さいながらに危機を感じ取り、我慢をし、ホッとした瞬間何かがふっと緩んだ瞬間だったのかな。
姪っ子はこの春小学校を卒業です。とても優しい子です。甥っ子もまた優しい子。
息子は、、、優しい??
これからもその優しさを忘れないで生きていってほしいな、と願います。
とこたん
女性/43歳/東京都/パート
2021-03-11 18:46