コロナが憎い
今日は祖父の告別式です。
金曜日突然届いた訃報。病気やそういう気配は全くなく、本当に突然の事でした。
孫だから当然、参列したい気持ちはあります。だけどこのご時世、本当に地元に戻っていいものかどうかという葛藤がありました。特に、迎えてくれる側の親戚の気持ちを考えると、口には出さないけど複雑な気持ちがあるであろうことは容易に想像できます。
そこまでして帰っていいものか悩み、父親にも相談しました。「じいちゃんとの最後のお別れだから、どうしても来たいなら止めない。だが、万が一のことがあっちゃ困るというのが正直なところだ。このご時世だから、参列できないからって不義理には当たらない。あとはお前の判断に任せる。」と。
その言葉で決めました。じいちゃんと最後のお別れができないのは辛いけど、今回は帰らないことにしました。
これが一周忌や三回忌なら帰らないとすぐ決められたし、親戚も「遠慮してほしい」と言えたと思います。ですが今回は葬式です。話をすることはできないけど、顔を見て感謝を伝えられる最後の機会です。それさえできなくしてしまったコロナが本当に憎いです。「仕方がない、仕方がないんだ。」と自分に言い聞かせてますが、正直まだ切り替えられません。
他の方も同じような経験をしているのは知っていましたが、いざ自分に降りかかってくると、本当に、本当にコロナが憎くてしょうがない。
昨夜、地元にいる従兄弟が、ビデオ通話でじいちゃんの最後の顔を見せてくれたのがせめてもの救いです…。
長文失礼しました。
川口のヤクル党
男性/40歳/埼玉県/会社員
2021-03-23 11:37