社員掲示板

消化しきれない話

私がお世話になっている取引先の話。
30代の男性社員と日本在住の異国人の社員さんが2人1組でお仕事をされているのですが、どうも折り合いがよろしくないようです。
男性社員の言い分は『仕事のリズムが合わない。正直私はあの人の事が嫌いなので上手く折り合いがつけられない』というもの。
異国の社員の言い分は『コミュニケーションが少ないのでお互いに何をどこまで進めているか分からないし、相手がどのように処理してあるかも分からない』と言う。だからといって異国の方も社員に歩み寄ろうとはしない。
『向こうが来ないのにこっちから行く必要性を感じない』という事らしい。
そこで何故か男性社員は他の社員達から人種差別ではないかという非難を受ける事になる。
それに対して反対派も出て来る。彼は異国の方に直接、嫌いだとか近寄るなとか国へ帰れなどという暴言はおろか、些細な悪口さえ言っていないのだから差別にはならない。好き嫌いは憲法に定められた個人の自由であると言う。
結果的に上層部は2人を離して別の仕事をさせるようにしたらしい。とても微妙でデリケートな問題だからだ。
差別か自由の侵害か?上の人間がこうだと言ってしまえば権力による抑え付けになってしまう。
メディアはこういう案件をどのように説いて行くのだろうか?
メディアは絶対的な権力者である。政府でもなければ警察組織でもない。メディア以上の権力者は今の日本に存在しない。
メディアに抗う者は反社会的な存在として糾弾されるのが現在の民主主義世界だ。
このようなデリケートな問題をメディアはどのように処理するのだろうか?
メディアは政府や政治家以上に憲法や社会的規範を色々な面から解釈する。
コロナ禍の今もまさに微妙かつデリケートな時期にある。メディアはどのように世論を誘導し民衆を導いて行くのか。
いずれにせよ責任を取るのはメディアではなく政府である。そして地獄に堕ちるのは私達なのだ。

貞っ子

男性/60歳/東京都/会社員
2021-03-24 07:01

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