今日の鼻歌
【 コネクト / ClariS 】
昔からアニメ界では時々、後の作品に影響を及ばすような “ 奇跡 ” が起きてきました。
共通しているのは、それまでの常識やマーケティングなどを打ち破って、クリエイターの執念や情熱が作品に宿り、自然発生した社会現象にまで発展していること。
古くはヤマトブームや、ガンダムブーム。
1984年の夏
『ナウシカ』『うる星やつら2~ビューティフルドリーマー』『超時空要塞マクロス~愛・おぼえていますか』という名作が3本 同時に公開されたり、とか。
アマチュアとセミプロの若者が集まって、8億の資金を集めて『王立宇宙軍 ~オネアミスの翼』というハイクオリティの映画が製作されたり。
劇場版クレヨンしんちゃん、というフォーマットの中で『オトナ帝国の逆襲』という傑作が生まれたり。
カトキハジメさんというデザイナーが『GP03 デンドロビューム』という斬新なガンダムをデザインして、一気に売れっ子デザイナーになったり、とか。
新海誠さんというクリエイターが『ほしのこえ』というハイクオリティのアニメ作品を一人で作ってネットで公開してから、数作品をへて『君の名は。』というメガヒットにつながったり、とか。
鬼滅の刃の特大ヒット。
凶悪な事件を乗り越えて『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』で復活した京アニとか。
多分『 魔法少女まどか☆マギカ 』という作品が製作され、高い評価を得て、虚淵玄(うろぶち・げん)という脚本家が一躍、脚光をあびたのも、こうした奇跡のたぐいではないかと思うのです。
めったにアニメ作品を誉めることのない我が心の師匠・押井 守 監督も、文化庁メディア芸術祭の審査員の時に「今年はダントツ。まどマギ以外に選ぶべき作品がない」と言ってたっけ
まずは『PSYCHO-PASSシーズン3 』の完結を楽しみにしていますが。まだまだ、今後も虚淵さんの新作を楽しみにしたいところです( ´∀`)
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2021-03-26 16:52