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幸運

先月、著名なアニメーターの大塚康生さんがお亡くなりになりました。

日本初の長編アニメ映画『白蛇伝』の頃から主要スタッフとしてキャリアを積み、宮崎駿・高畑勲 両氏の先輩であり、お二人を永らく面倒をみながらジブリの設立にも関わり『カリオストロの城』『未来少年コナン』などのチーフアニメーターや作画監督なども勤められた伝説の人。

NHKの朝ドラ『なつぞら』の中では麒麟の川島明さんが、大塚さんの役を演じていました。

ちなみに宮崎駿さんの役は染谷将太さんが、高畑勲さんの役は中川大志さんが演じていましたが。


それにしても『なつぞら』を観ていて、
自分自身の生まれの幸運をシミジミ感じました。

さすがに『白蛇伝』は生まれる前の作品ですが、自分が子供の頃は、夏休みになると昔の東映動画の長編アニメ映画が、TVでかかるので、良く観ていました。

『なつぞら』の中でなっちゃんがチーフとして一人立ちする『マスクジャガー』ことタイガーマスクや『魔法少女アニー』こと、魔法使いサリーも、TVで再放送を観ていました。

毎年、夏休みには東映まんが祭りでかかる『長靴をはいた猫』などの長編アニメ映画を観に行きましたし、対抗イベントである (ゴジラ映画中心の)東宝こども祭りも楽しみにしていました。

その後のマジンガーZ、ゲッターロボから、宇宙戦艦ヤマト、999、ガンダム、マクロス、うる星やつら、などのTVシリーズ。

あるいはルパン三世から宮崎・高畑 作品も。

エヴァンゲリオンも25年かけて、最初のTVシリーズから、シン・ヱヴァンゲリヲンで完結するまで。

くれシン『オトナ帝国』という奇跡も。

新海誠さんの作品や、鬼滅も、ヴァイオレット・エヴァーガーデンも。

すべて、時代の空気と共に、リアルタイムで見届けてきたことが、とても幸運だったと思います。

もちろん、自分が死んだ後にも、
名作は生まれるでしょうけど(笑)

ほぼ。日本のアニメ史そのままに、職人のコダワリや、良質な作品に恵まれたと思います。大塚さんには感謝の念に絶えないし、これからも生あるかぎり何度も大塚さんの作画作品を見続けるのだと思います。


お疲れさまでした( ´∀`)

コーギモモ

男性/58歳/神奈川県/飲食業
2021-04-12 00:03

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