うちの台所事情
本部長、秘書、リスナー社員の皆様お疲れ様です。
私の両親は料理上手で、私も子どもの頃から料理に興味があったのですが、親2人とも教えるのはまるきりダメ。
親に聞いても全然わからないので手伝うに手伝えず、台所に立っても足でまといになってしまうのでそのうちに立たなくなってしまい、でも料理したい気持ちを抑えきれず社会人になってすぐ実家を出て一人暮らしを始めました。
自分一人で使えるキッチンを手に入れて毎日料理できるのが本当に楽しくて、そのうち家やレンタルキッチンに友達を呼んで料理を振る舞ったりもしました。
昨年コロナ禍となり実家に戻ってきて、子どもの頃の習慣でしばらく台所に立つことはなかったのですが、ある時ふと一人暮らしの時によく作っていたロールキャベツが食べたくなり、「今日は私が作るよ」と台所に行ったら、両親が私の手際を見て安心したのか、今までのように口出ししたりすることなく全て私に任せてくれて、作った料理を「美味しい」と言って食べてくれました。
それからは時折、台所で母の横に立って一緒に料理をするようになりました。だいぶ時間がかかりましたが、子どもの頃に憧れていた、母と一緒に料理をする、というちょっとした夢がやっと叶いました。
テレワークという名のひきこもり
女性/33歳/東京都/自営・自由業
2021-04-13 18:01