プチスクープ案件
本部長、秘書、リスナー社員のみなさまお疲れ様です!
スクープ案件という事で、私が目撃した春の終わりの姿をお伝えします。
それは桜が満開の時期をいよいよ終えようとしていたある夜の出来事です。
日用品の買い物をすませて近所の公園を通りがかると、その公園に一本だけある桜の木から、まるで雪のように絶え間なく花びらが降り続けていました。
あんなに花びらが降り続ける姿を見たのは初めてで、しばし見とれるとともに、この桜の木の春の終わりに立ち合ってるみたいだなぁと感慨深い気持ちに…。
そうして春の雪をじっくり堪能し、そろそろ帰ろうというその時、桜の下の茂みから1人のおじさんが何か工具のようなものを持ってヒョコっと姿を現しました。
驚いて立ち止まりつつ様子を見ていると、おじさんはキョロキョロと周囲を見回してからサッと立ち去っていきました。
まさか、まさかあのおじさんが花びらを降らせていたのか…?と今でも疑問が拭えません。
「春の終わり」の演出スタッフを目撃してしまったのかもしれませんが、誰にも言えず今日まで胸に秘めていました。
ご報告できて良かったです笑
わたぼこり
女性/39歳/東京都/会社員
2021-04-19 14:21