本日の案件
本部長、秘書、リスナー社員のみなさま、お疲れ様です。
思い出の支払い案件!
あれは数十年前…社会人になって2年目だったかと思います。
ある日、勤務先に名指しで電話がありました。
「宅建ってご存知ですか?」と。
「いま仕事中なので…」と断ろうとしたのですが、お相手の方はしゃべり続け、まだうぶな私は電話を切れずにいました。
「隣の家の竹が地面を這って、あなたの家にタケノコが芽を出したら誰のものか?とか、そんな勉強をして資格が得られるんです。」と言われました。
「興味ないです」と答えたところ、「子供の頃、クレヨンを買ってもらった時、嬉しくなかったですか?それが絵に興味を持つきっかけなんです。それと同じで、学んでみたら興味が湧きますよ。資料を送りますから見てみて下さい」と言われ、面倒くさくなった私は、どうして私に電話して来たのか聞いたところ、「(会社の業界の)協会からのご紹介で」とのことでした。
それなら会社に迷惑をかけてはいけないし資料だけならと思い「ハイ」と答えてしまいました。
それから数日して、宅配便の不在通知があったものの忙しくて受け取れずにいて、数日後に受け取った荷物を見てびっくり。
通信教育の教材、しかも振込用紙には25万円と…
慌てて送り主に電話しても「クーリングオフの期間が過ぎているので、支払っていただかないと」と言われてしまいました。
その当時、消費生活センターなどの存在を知らなかった私は、泣く泣く25万円を支払いしました。
それ以降、セールス電話は相手が不快に思おうと知ったことではない!と思い、きっぱりと断っています。
入社2年目の私には、お高い社会勉強代となりました。
ふとっちょ母ちゃん
女性/55歳/東京都/会社員
2021-04-27 13:28