社員掲示板

思い出の支払い案件

本部長、秘書、リスナー社員の皆さま、お疲れさまです。

あれは二十歳くらいの頃だったでしょうか。実家で暮らしていましたが、ある時、家族全員出掛けていて家には僕一人ということがありました。

突然チャイムが鳴ったので出てみると、見知らぬ僕より少し年上くらいに見える男性が立っていました。

話を聞くと青森から軽トラでリンゴを売りに来たとのこと。

「一個でいいので買っていただけませんか?」

というので、まぁ一個くらいならいいか!と思い軽い気持ちで買うことにしました。

すると男性は軽トラに戻り、持ってきたのは大きな木箱!

えっ、『一個』って『一箱』のこと!?

と思うやいなや「ではお会計が、一万円になります」

と言われ、当時は断ることが苦手だった僕は財布に入っていたなけなしの一万円札を男性に渡してしまいました。

こんな大量のリンゴ、親に見つかったら何て言われるか分からないので、2階の自分の部屋まで運び、バレないように毎日1個ずつ台所に出していました。
幸いバレることはなく、みんな美味しい美味しいと食べてましたが、さすがにこの量は食べきれず、一週間くらいで出すのをやめてしまい、結局腐らせて捨ててしまいました。。。

あの時、断る勇気を持っていたらと、ちょっと後悔しています。

宇宙のユウスケ

男性/47歳/埼玉県/自営・自由業
2021-04-27 17:31

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