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仮想敵

ガンダムの始祖 富野由悠季 監督。

原作を著された小説の映画化にて、最新のインタビューを観ました。

そういえば、昔、アニメ雑誌で読んだのですが、
監督の最初の就職先は手塚治虫さんのアニメスタジオ『虫プロダクション』だった、ということでした。

1964年。
日本初のテレビアニメ『鉄腕アトム』で、虫プロが殺人的なスケジュールに見舞われている中、手塚さんの思いつきで制作管理のスタッフから即席の演出家となった富野さん。持ち前の仕事の速さから重宝がられ、結果的にシリーズを通して最も多い話数を担当した演出家になっていました。

当時を振り返り「手塚治虫なんかに潰されてたまるか!アイツの口を封じてやる!と思いながら、がむしゃらに仕事をしました」と語っていました。


エヴァの庵野さんが「 富野さんはずっと、その時その時で『仮想敵を倒す』ことを目標に仕事をしてきた人 」と評していましたが。

確かに、1995年 、最初のエヴァが話題になっていた頃に、富野さんが『キングゲイナー』という作品を作っていて「最近、エヴァンゲリオンというアニメが話題らしいですが、僕はキングゲイナーで潰しに行きますから」と言ってた記憶があります(笑)


そして 2021年。
もうすぐ、富野さん原作のアニメ映画
『閃光のハサウェイ』が公開されますが、公開に先立つ記者会見で

「 鬼滅の刃を潰す。シン・エヴァも潰します。」

と、ぶち上げていました(笑)

「それくらいの気持ちじゃなきゃ、80歳にもなってアニメの監督なんかやってられないんですよ!」だそうです。

いやぁ。なんともはやww
まさに《 老いて気骨有る者は称すべきかな 》

まったくブレてないところが凄い ( ´∀`)

コーギモモ

男性/58歳/神奈川県/飲食業
2021-05-01 07:08

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