いろんなティーチャー案件
本部長、秘書、リスナー社員の皆様、お疲れ様です。
私の高校時代の日本史の先生は「教科書や黒板をほとんど使わない」先生でした。
授業の始めに「今日は教科書の○○から○○までの範囲をやります。」と宣言して、あとは教科書を読むわけでもなく、黒板に書くわけでもなく、ひたすら話し続けるのです。
その先生の授業を受けるまでは、どの授業でも「黒板に書かれたことをノートに書き写しておけばある程度重要なポイントを押さえておける」というスタンスだったので、最初はうまく授業に対応出来ず、一学期の中間テストでは「警告点(赤点にならないギリギリの点数)」でした。
こりゃまずいと思って先生の話をよく聞くように頑張りながらノートにメモ書きするようにしたら、一学期の期末試験では何とか危険レベルから脱出することに成功しました。
二学期になって、少しずつなれてきて、先生の話の聞き方やノートの取り方が解ってくると、テストの点数も少しまともになってきましたが、何よりも、それまであまり興味がなかった日本史について「面白い」と思えるようになったのです\(^-^)/❗️
ちょっと大袈裟に言えば、その先生の授業は今流行りの神田伯山さんの講談を聴くようなワクワク感があったような気がします。
更に「いい話」的にまとめるならば、
人の話の聞き方や、メモの取り方、そして人への話の伝え方、プレゼンの仕方などについて知らず知らずのうちに学べていたようで、とてもいい経験になったと思っています。
ファーストオーシャン
男性/62歳/千葉県/会社員
2021-05-04 13:30