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1番自転車を漕いだ話し

本部長、秘書お疲れ様です!
今日の案件1番自転車を漕いだ話しですが、、、

僕は高校から自転車競技部に入っていたので車にひかれてぶっ飛んだはなしとか1日で230キロ乗った話とか色々ありますが僕が1番自転車を漕いだ話しをさせていただきます。

僕がレースで転んでしまい骨折で入院していた時に転んだ影響と思われる後遺症で脳梗塞になり右半身が麻痺してしまいました。
お医者さんに普通の生活は無理と言われたのですが2年間の必死のリハビリで復帰しました。
しかしそこはプロの世界、、、甘くはありませんでした。
競馬で言ったら僕は先行馬で前で風を切って走るタイプの先行選手でした。
しかし以前の様な力とは遠く及ばずレースでついていくのが精一杯でした。

そして引退を迎えたレース。
1着にはなれないかもしれないけどそれでも僕は最後くらい自分らしく終わろうと思い自分の戦法の先行をしました。
レースが始まり僕は必死に漕ぎ、前で風を斬りダッシュして『頼む少しでも長く持ってくれ!』と心の中で叫びました。
しかし僕から買ってくれたお客さんへの最後の恩返しは出来ませんでした。
たった3分間自転車を漕いだだけですが僕には永遠に続いてほしい3分間でした。
今でもあの感覚は覚えてるし一生忘れられないかけがえのない3分間は僕の宝です。

これが僕の1番自転車を漕いだ話しです^ ^
競輪選手になって本当に良かったです!

はい、何を隠そう僕は内田玄気さんの後輩です笑
本部長、秘書そしてリスナーの皆さんも競輪場に来て生のレースを是非見てください!!!

きむぽん

男性/42歳/東京都/自営・自由業
2021-05-05 02:54

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