本日の案件
本部長、秘書、リスナー社員の皆さんお疲れ様です。
本日の案件、自転車にまつわるエピソードという事で、『自転車で走馬灯を見たあの日』
小学生だった私は、父親の知人夫婦を迎えにいくため、自転車に飛び乗りました。
駅までの下り坂の一本道を、勢い良く風を切って飛ばしていたところ、自転車に異変が。
車輪と本体を繋いでいる金具が徐々に緩んでいたらしく、段差を突破した瞬間にナットが外れ、全速力で走行中に前輪が明後日の方向へ。
まさに空飛ぶタイヤ状態。
コントロールを失った愛車と私は空中に放り出され、それはそれは見事な放物線を描きながら、軽く30メートルは坂道を転げ落ちていきました。
空中を舞っている間、スローモーションのようにゆっくりと流れた時間。
頭に浮かんでくる家族や友人の笑顔。
人生初の走馬灯ってやつです。
全身裂傷とと前歯を2本折っただけで済んだのは、幼少から習っていた武術の受け身のおかげだったと思います。
その後、外れた前輪を小脇に抱え、駅に現れた血だらけの私に、父親の友人が見を丸くしたのは言うまでもありません。
周りの人を巻き込まなくて良かったと本当にホッとしています。皆さんメンテナンスはこまめにね!
飛ばない豚なのでただの豚
男性/41歳/東京都/団体職員
2021-05-05 13:51