本日の案件

３年程前から、介護が必要になった母を迎え入れ私たち家族と一緒に暮らすようになりました。徐々に認知症が進んだ母は、介助をしている私を娘だと判断できず、私の手を握りながら、私の名前を呼び行方を探しています。目の前にいるのに、と最初は悲しかったのですが、毎回名前を呼んでいる姿を見ていると、娘を頼りにしてくれているんだな〜と嬉しくなりました。いまでは、私があなたの娘ですよ、と呟きながら日々介助しています。耳も遠くて聞こえないんですけどね。私は、あなたがお母さんだとわかっているから、いいんです。

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