ぼやきです
「コロナが落ち着いたら」「コロナが開けたら」
「今は出歩けないかもしれませんが」「こんなご時世だからこそ」
いろんなところで、いろんな人からとてもよく聴きます。
皆それぞれ大変な状況であることは承知していますが、正直、そんな言葉もう聞きたくない、と思うことが増えました。
「落ち着いたら」の裏にある「今が辛い」という叫び、
「コロナが開けたら」の裏にある「いつ終わるかわからない」不安
「こんなご時世だからこそ」の裏にある「昔に戻りたい」不満
聴くたびに、言葉が身体を突き刺してくるようで。
「来年こそは」「次は」「また普通にできるときが来たら」「元通りに」
去年、悲しみを希望に変えて言われていたこれらの言葉は今年、また潰されました。
今回の宣言も、期限まで頑張る気力は、延長によって踏みつぶされました。
希望がなくなる瞬間をみたことで、私はいよいよ未来への希望を持って頑張るという事に疲れてしまった気がします。
もちろん元通りにできたらどんなにいいか。でも、それよりは今できる事をさも普通のようにやっていったほうがラクになれることも多い、ような気が今はしています。
テレワークも、ひとりごはんも、家にいることも、声を出さないライブも。
大変だし、手間もかかるし、辛いこともあるけど、でも当たり前にひたすらやっていく。
これは私の境遇だからなのかもしれません。何言ってんだって怒られるかもしれません。
でも、先が見通せない今は、ひとりで日々をひたすら、粛々と送っていくことしかできないのかな…と、今の私は思っています。
最近、「落ち着いたら〜」を聞くたび、なにかがふつふつと煮えてひっくり返りそうになっていて、吐き出せる場所が欲しくて、使わせていただきました。お目汚し、不快に思われた方がいらっしゃいましたらすみません。
モルカーでも見て現実を1回忘れようと思います…。
央華
女性/38歳/埼玉県/会社員
2021-05-07 01:15