思い出すと辛くなります
「てつふら」を聴いていて、テーマの「ダンス」の思い出について考えていたら、ちょうど20年前の教育実習のことを思い出しました。
当時大学4年、通っていた大学の附属中学校に
2001年5月中旬~6月中旬(当時は4週間)
までお世話になっていました。
最終日に同じクラスを担当した実習生と歌とダンスでお礼をしようと話していて、全実習生と全教員への公開研究授業の準備を進めながら、何を歌おうか考えていたところ、6月8日に大阪教育大学附属池田小学校で無差別惨殺事件が起こりました。
小学2年生と3年生の児童が死傷したのに加え、教員の方も児童を守るために犠牲になりました。
そのニュースが授業の最中に届き、一同暗い気持ちになりましたが、生徒たちに伝わってはいけないと明るく振る舞いながら、その一方でしっかりとニュースの内容を伝え、黙祷を捧げました。
それ以降、徐々に門が開けっ放しになる学校は減少していき、近所のおじさんおばさんが犬の散歩で校庭に入ってくる風景が見られなくなり、正門には校務員が立って入校の要件を確認するようになるなど、学校が地元との繋がりを閉ざさざるを得ないような状況になっていきました。
母校を訪問することも、簡単にできません。
色々な面で悲しい出来事だと、心から思います。
ちょうどその丸7年後の同日、秋葉原で無差別惨殺事件が起きるなど、悲しみの連鎖は途切れることがないことも心苦しく感じます。
ちょっと気持ちが沈んでしまいそうになったので、この場を借りて文にさせてもらいました。
長文失礼いたしました。
ノー・ラジオ、ノー・ライフ
男性/44歳/神奈川県/会社員
2021-05-07 17:33