今日の飲食店あるある
『生活のために店を開ける』と
『人命のために店を休む』という
振れ幅の間で商売をしています。
不謹慎に思う人もいるかもしれませんが。
実際に去年の休業要請の時も営業していて非難の声もありましたから。
もともとが、レストランなんて生活には必要ない無駄な娯楽なのですから(笑) 根本は、どうでもいいんでしょうね。
結局、休業でも時短でも、事態はなーにも変わってはいないような気がしますが(笑)
例えば、料理のレシピの話で「豚肉100gを入れて」という議題に「50gでいいんじゃないか?」とか「牛肉のほうが美味しいんじゃないか」といった議論の最中に「アンタ、殺される豚の気持ちを考えたことがあるのか?」という違う次元の話を振られたような感じなんですよ。
科学や統計の話ではなく、感情の話。
『戦闘機を買うなら保育所を増やせ』とかと同じ種類のスットコドッコイな意見。
究極『人命のため』なら外出禁止令にしちゃえばいいじゃない。
商店も会社も飲食店も電車も学校も停止。
職を失って自〇する人も増えるかもしれないし、ストレスから暴力に走る人も増えるしれないけど、そこは目をつぶる。
ある報道機関(それもまた怪しい)によれば、オリンピック中止の世論は80%だそうですが、スポーツなんて遊びみたいなものだから、アスリートの人生なんてどうでもいいという考察なんですかね?
去年の休業要請の時の飲食店に対する非難と同様の冷たさ、あるいはストレス解消のための『犠牲の羊』となってるような陰湿な感情論を感じます。
野球もサッカーもバスケットも休みますか。バラエティー番組もラジオ番組も不謹慎だから止めますか。
飲食店での酒類の提供停止は、人によってもの凄く意地汚い飲んべえの生態が浮き彫りになっています(笑)
同じように、このコロナ禍は、偏向報道や嘘つき、それに対する情弱や感情論、誰が敵で誰が味方か、浮き彫りになっている気がします。
コーギモモ
男性/58歳/神奈川県/飲食業
2021-05-18 06:41