大きくなったね(^^)
今日、自閉症の息子の母子手帳を振り返り見てみたら妊娠初期の頃のことが書いてありました。
妊娠がわかり最初に産婦人科に行って診察してもらったとき息子は双子でした。
お腹に2つの袋があり1つは大きくてもう一つは小さく、先生からは小さい方は小さいから吸収されちゃうかもねと言われていました。
確かに次の検診の時には消失していました。
バニシングツインというものですね。
先生に初めからそう言われていたので心づもりは出来ていたため受け入れることが出来ました。
息子が2人分大きく育ってくれて元気に生まれてくれることを祈りました。
やはり妊娠は奇跡であり、無事生まれることも奇跡だなと改めて思いました。
息子が生まれたときのこと、今でもしっかり覚えています。
泣き声を聞いたときの嬉しさは我が子を抱いたときの幸福感、頑張って良かったと思いました。
1歳前くらいから発達におかしいなと感じることが増え、2歳前に発達の教室に行き、3歳で自閉症スペクトラム症の診断を受けました。
そこで通常発達で生まれることの奇跡も知りましたが、すでに無事に生まれたことへの奇跡を私は授かっているので自閉症という障害ごと私は我が子を愛そうと誓いました。
自閉症とは何かからの手探りな子育てから始まり、困難にぶつかる度に心が折れながらもまた立ち上がりなんとかここまで育ってくれました。
どんな毎日であっても息子は笑顔いっぱいで無邪気です。邪気がない屈託のない笑顔が本当に眩しくてそれが息子の長所でもあります。
今日はデイサービスから帰って来た息子と雨が止んだ隙に庭で遊んだのですが、カエルさんを見つけて「ケロケロ!」「カエル!」と嬉しそうにカエルを追いかけていました(^_^)
子供は動物とすぐ仲良くなりますね(*^^*)
カエルが隙間に逃げてしまって息子は出てくるのをひたすら隙間を覗きながら待っていた姿は可愛かったです(笑)
今日は妊娠時期からの振り返りをしたので、いつもよりとても息子を愛おしく感じ、
なんだか息子にありがとうと言って抱き締めたくなりました。
少しずつの息子なりの成長を一日一日大切に過ごしていきたいと思います。
ハチミツたまちゃん
女性/41歳/茨城県/専業主婦
2021-05-20 20:42