四苦八苦
娘が旅立ち、忌が明けて、まだ寂しいという苦しみを強く感じますが、この「苦」が少し捉え方が変わってきました。
四苦八苦は、元は仏教の言葉だそうです。
・生苦・・・生きる苦しみ
・老苦・・・老いの苦しみ
・病苦・・・病の苦しみ
・死苦・・・死の苦しみ
特に障害を持っていた娘は「病苦」は想像を超えるものだったと思います。
・愛別離苦・・・ 愛する人や物と別れる苦しみ
・怨憎会苦・・・ 会いたくない人や物に会わねばならぬ苦しみ
・求不得苦・・・求めるものが得られぬ苦しみ
・五陰盛苦・・・肉体あるがゆえの苦しみ
この4つを加えて四苦八苦と言うそうです。
「病苦」と戦い、話すことができない娘は「求不得苦」と戦い、日々進行していた障害だったので「五陰盛苦」とも戦っていたと思います。
最近想えることは、四苦八苦のうち、旅立ったことで3つを取り除けたのではと想えてきました。
娘と別れてから今まで以上に四苦八苦を感じます。
でも、この世に生を頂いたからには避けることができない四苦八苦だと思います。
なので、娘のことを感じながら、日々を過ごしていきたいと思います。
今日は日曜日。天気も良く、昼からベランダで富士山と空を見ながらビールを飲んでます。
お空の娘は、だれと遊んでいるのかなって想いながら・・・
ゆってぃ会長
男性/49歳/秋田県/会社員
2021-05-23 16:27