忘れられない出張案件

本社勤務の時の那覇出張が忘れられません。
そもそもは別の同僚が行く予定でしたが、他にも急ぎの仕事を抱えていて泊まりがけの出張など行ける状態ではなく、一番ヒマそうだった自分が代わりに行くことになりました。
「書類を渡してくれればいいから」と言われてノコノコ先方に出向くと、向こうの担当者は怒りモードで、口調は丁寧なものの話の内容は「どう責任を取ってくれるのか」というものでした。
はるばる那覇まで出向かなければならなくなった事情も、渡した書類に何が書かれているかも調べずに、丸腰で敵地に乗り込んだ自分を呪いました。
結局「あんたじゃ話にならん」と追い返され、「ガキの使い」とはこの事だと身をもって学習しました。

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