新聞は面白い
毎週土曜日に新聞に掲載される書評欄を楽しみにしています。読んでみたい本があれば、専用のノートに書き込み図書館で借りたり購入したりしています。ま、殆んどがメモして終わり…なんですが。今日は、沢山の収穫がありました。
楠瀬良『サラブレッドに「心」はあるか』(中公新書ラクレ)
馬の気分はとくに耳によく出るらしい、と言う紹介文を読んで漫画『動物のお医者さん』の牧場実習のシーンを思い出しました。
松本俊彦『誰がために医師はいる クスリとヒトの現代論』(みすず書房)
薬物依存症に必要なのは裁きではなく、治療なのだ。と言う、専門医からの提言です。小難しい治療論ではなく、涙あり笑いありのエッセイだそうです。
鄭鍾賢『帝国大学の朝鮮人 大韓民国エリートの起源』(慶応義塾大学出版会)
渡辺延志『歴史認識 日韓の溝 ー分かり合えないのはなぜか』(ちくま新書)
楊海英『紅衛兵とモンゴル人大虐殺』(筑摩書房)
兼原信克『安全保障戦略』(日本経済新聞出版)
日本・中国・韓国の関係史とくに戦史を好んで読むので、(私にとって)アタリ・ハズレ構わず目についたものはなるべく読んでます。今、火野葦平『土と兵隊』を読んでいるので、これら4冊は読みたくてウズウズします。
チョ・ナムジュン『ミカンの味』(朝日新聞出版)
虎尾達哉『古代日本の官僚』(中公新書)
読書の幅を広げるために書評を活用しているのですが、こうして興味を引かれたものをあげてみると、やはり好みの分野に片寄ってしまうんですね。
読書は《趣味》だから、
これでヨシ
と致しましょう。
豆乃花
女性/55歳/東京都/自営・自由業
2021-05-29 17:48