社員掲示板

黄昏に沈む陽光

ここは、第3次世界大戦後の日本。建物はほぼない。中国とアメリカ、ロシアの戦地になったからだ。ないのは建物だけではない。人は日本に数えるほどしかいない。しかも、その中でも日本人はごくわずか。田中一樹もその一人だ。
「腹減ったなぁ。ここ3日何も食べてねぇや」
そう、建物がないとは宇宙にとんでいったのではなく、ミサイルやらで壊され街が焦土と化したのだ。もともと東京だったここは、瓦礫などが散乱しているのである。

しかし、日本人にはまだ希望があった。全身を機械化した世界で唯一の人間。マンボウやしろ本部長がいたからである。

ンジャメナ

男性/38歳/東京都/パート
2021-06-06 06:50

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