僕のアイドル案件
皆さん、お疲れ様です!
中学の時バスケの部活で1つ年上の先輩が大好きで、夢中で追っかけてました。
先輩は2年生で唯一スターティングメンバー、小さいのに速くてポニーテールが可愛い人でした。
大好きが抑えられず夏に告りましたが、「付き合えないよ、バスケ頑張ろう」と撃沈。
でも翌日から先輩が登校するのを校門で待って「ひろみ先輩おはようございます!」と毎日挨拶。
練習中に先輩のシュートが決まれば「ナイシュー!」と声を上げたり、廊下で見かけたら手を振って自分の存在をアピール。
学校中に知れ渡る有名な追っかけでした。
秋になって新チームになり先輩はキャプテン、僕も控えでしたがユニフォームを貰えました。
数分でしたが試合に出た時、「カズボー!」と、先輩の声が聞こえメチャクチャ張り切りました。
ですが2年に進級するタイミングで僕は名古屋から新潟に引越す事になりました。
最後の朝の挨拶の日、先輩が手作りした、ビーズの「鈴」を「寂しくなるな」と言って渡してくれました。
その日は授業中も一日中泣いてたなぁ、、、(笑)
「鈴」は、今までの彼女の写真や手紙と一緒に箱に入れて、クローゼットの奥にしまって置いといたのですが、いつからか見当たりません。
俺の思い出、返してくれ〜
かずぼう
男性/41歳/新潟県/会社員
2021-06-08 06:06