社員掲示板

極上RADIO VACATION案件

お疲れ様です。

現実逃避は今まで何度もしてきましたが、
その中でも、ほんっとうにここ直近の現実逃避の仕方を投稿します。

先週まで行っていた教育実習。
私は、実習期間の3週間、担当クラスの中でも特に気になる男子生徒がいました。授業はずっと頬杖をついていて、教科書もノートも開いていない。何か悩みがありそう。そんな子でした。
少しでも彼が、これから教科書やノートを開くようになってくれたらいいと思いました。
そして、私は彼に話しかけ、
「クラスの子となかなか話せなくて、悩んでるんだよね。」と私の悩みを溢すことにしました。
「いやあ〜そうっすよね。いや、、でも、、そんなもんすよ。」
君にとっては何でもない言葉だったのかもしれないけど、私にとっては、救われた言葉でした。

けれど、私は実習期間中、相変わらずクラスの子達にどう接したらいいか分からなくて、ほぼ空気でした。後悔の気持ちが多いまま、なんと最終日まで来てしまいました。
そんな私の出した答えは、最後のホームルームで「正直」に自分が後悔していることを話すことでした。
みんなともっと話せば良かったと後悔している。でも、みんなの存在に救われた3週間だった。そんなことを伝えた後、例の彼の方を見て、「ここにきて、最初にちゃんと話したのは君だったけど、あの時の君の何気ない言葉に本当に救われた。ありがとう。」
彼は、とても笑いました。一度もホームルームで教壇で見ていて目が合わなかったけど、初めて、ちゃんと目が合いました。
そして、名残惜しそうに、ホームルームの後に私のところにきて、少し話をしました。
実はその時、私は話の途中なのに、担任の先生に、「先生、今そんなことより教室の掃除やっちゃって。」と注意されたのです。
私は低い声で「あ、はい。」と言いました。
そのあと、また二人で話して、「ごめん。俺らももっと話せば良かったのに。俺一番やばそうに見える奴なのに、よく話しかけましたよね。けど、先生も実習生きてるなら、もっと俺らと関わらせてくれればよかったのに。」

「さっきのだってさ、掃除なんてどうでもいいじゃん!!」
ぐっときました。やっぱり、君は本当に優しい。君なら、何でも乗り越えていける。
この出来事を、ふとした瞬間に思い出して現実逃避しながら、よし、頑張れると心に誓います。

すまいりー

女性/26歳/東京都/公務員
2021-06-14 06:42

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