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皆さまお疲れ様です!
私にとって忘れられない旅は、中央アフリカ共和国での旅です。当時看護学生だった私は、国際看護学実習という名目で約1ヶ月程度現地に滞在し現地の医療や看護を学ぶ、という経験をしました。

大学の教授が運営している保健センターが中央アフリカ共和国にあり、学生である私たちが、そこで働く医師や看護師、薬剤師の姿を見学させてもらったり、訪問診療へ同行したり、地域の病院を視察させてもらったり、その国の医療について学ぶことのできる大変貴重な実習でした。

実習以外は教授と一緒に市場へ行き、自分たちで食材を調達したり、地域を散歩したりと周辺の生活環境を知る機会も多くありました。私たち日本人が一歩外へ出ると、物珍しさから多くの人が集まってきて、男性がこちらにウィンクしてきたりそれはそれはもてなしがすごかったです。
ある日、トラックの荷台に乗って街中を移動していたら現地の人たちが大盛り上がりで、走って何人もの人がキャーキャー言いながらトラックを追いかけてきました。1日だけスターになった気分でした。

そして、現地で見た夕日。大きくて吸い込まれそうな大きな夕日。これは一生忘れられません。

実習中、医師や看護師、薬剤師など多くの人たちが私たち学生に優しくしてくれて、忙しいにも関わらず、色々なことを教えてくれました。
現地の子どもたちも本当に元気で無邪気で、現地の言葉であるサンゴ語で数の数え方を教えてくれたり、純粋に私たちを受け入れてくれて嬉しかったです。
実習最終日、帰りたくなくて学生みんなで泣いたこと、昨日のことのように思い出されます。
とても貧しい国で、滞在中何度も計画停電があったり、大変なことも多くありましたが、現地の人たちの心が豊かでその生き方や姿勢にとても感銘を受けた旅でした。

コロナ禍もあり、関わった方たちの現状が気になる日々です。

西陽が強い家在住

女性/42歳/大阪府/看護師
2021-06-14 14:00

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