社員掲示板

忘れたいアノ時間

本部長、秘書、リスナー社員の皆様、本日もお疲れ様です。
私の忘れたいアノ時間は…ガチの鼻歌を聞かれてしまった時間です。
私は大学生の頃、理系の研究室に所属していました。朝から晩まで長丁場の実験も度々なので研究室には学生がランダムに出入りしていました。
ある日、研究室に行くとその日は私一人。日曜で学生も殆どおらず、周りも静か。いつもは絶対にそんな事はしないのですが…なぜかその時は無性に歌を歌いたくなり、ガチモードで、しかも少しマネも入れ、気持ちよく歌い始めました。時々「んん…ちょっと違うな…」とか言いながら、上手く歌えないところは訂正を重ねながら、何度か歌っていました。
するとゴソゴソと何かの気配が…。「ん?」と周りを見渡すも人影はなし。「気のせいか」とまた歌い始め、納得いかないところは歌い直すというのを繰り返していました。
すると、またもゴソゴソと何かの気配。
「んん??」と思い、立ち上がって部屋の隅の方に行くと、死角になっていたテーブルの向こう側の隙間に、同じ研究室の男子学生が椅子を並べて横になっているではありませんか!
思わずハッ!と息をのんだと同時に、体は一気に血の気が引き、寒くなる一方、恥ずかしさで顔面は紅潮しアツアツ。もうワケが分からない状況になりました。
男子学生は「んー?」と、さも「今、目が覚めましたよ、何か?」というような嘘バレバレの寝起きを装ってくれましたが、あれは確実に私の一人歌謡ショーを聞いていた顔でした。歌を聞かれたのも、気を遣ってくれた事も含め、今思い出しても恥ずかしい…。記憶から抹消したい時間です。

はなちゃ

女性/50歳/東京都/専門職
2021-06-17 11:46

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