忘れたいあの時間案件につきまして
本部長さん、秘書さん、スタッフさん、社員の皆さん、こんにちは。
お疲れ様です。
自分を恥じた時間を忘れたいです。
人を見た目で差別したあの時を。
会社のマネジメント研修でSDGsを学んだ日の出来事です。
SDGsは17項目もあり分割して数回に分けて研修があり、その日はジェンダーギャップや人種などで差別しない、というありがたいお話を拝聴しました。そして研修直後に部下を集めて内容を説明し、我ながらタイムリーな話題をタイムリーに共有する出来る上司気分に。
その日の帰り道、最寄駅から自宅までの途中のコインパーキングで事は起こりました。
色黒でスキンヘッドにサングラス、建設工事風のニッカポッカを履いたイカツイ方に「あのさー」と声をかけられました。
「ボコられる」そう思いながら「どうしましたか?」と答えると「この辺の人? ラーメン屋さんとか知らん?」と。
適当な店を紹介したらマズイよなぁ、食べたことない店ばかりだし…
と思いながら、近くのお店までご案内すると「美味そうな店ですね。どうもありがとうございます」と先ほどとは違って丁寧なご挨拶。
あれ、今日は人を差別しちゃならんって教わったばかりだったよな。
偉そうに部下に説明してたし。
教わったことを直ぐに実践できない自分を恥じました。怖そうな見た目でも、最後はクシャっと笑った笑顔はいい人そうだったし。
あのイカツイ人。ごめんなさい。
続・中性脂肪はハイスコア
男性/52歳/埼玉県/会社員
2021-06-17 14:32