今日の鼻歌
【 ターンAターン / 西城秀樹 】
かれこれもう20年も前になります。
富野由悠季 監督のテレビシリーズ『ターンAガンダム』の主題歌です。
名曲!\(^o^)/
先頃、お亡くなりになられた、小林亜星さんの作曲、作詞は富野監督ご自身が手がけられています。
晩年のヒデキではありますが【 走れ正直者 】なんかもそうだけど、いつ聴いても本気の本物感が半端ない。さすが、ヒデキ!(  ̄▽ ̄)
昭和の大ヒットドラマ『寺内貫太郎一家』で親子役を演じたヒデキと亜星さんのコンビ。「ドラマで親子喧嘩の取っ組み合いばかりして、秀樹に曲を書いたことがなかった」と、亜星さんがヒデキを推薦したという話です。
宮崎駿さんや北野たけしさんがその映画製作において音楽はずっと久石譲さんを起用続けているのは有名な話。
「映画とは、その半分を音楽が占める。だから川井君は僕の半身」と言ってはばからない押井監督はずっと盟友・川井憲次さんに音楽を任せてきました。
そんな中で、富野監督は作品ごとに作曲家をコロコロと代える珍しいタイプの監督です。
音楽だけでなく、主要スタッフも作品ごとに若返りを図ることが多く、その時その時で評判のクリエイターと仕事をすることで、ご自身の感性に刺激を与えているのだと、推察しています。
そうした流れで『ターンA』では、当時 売れっ子の菅野よう子さんを音楽に起用しています。
しかし、亜星さんは大作曲家だけども、すでに『売れっ子』という状況ではなく、ヒデキもベテランの域に達している中で、なぜ、富野さんが主題歌のみ、亜星さんに依頼したかはわかりません。
久しぶりのテレビシリーズで、どこか昔のロボットヒーローに通じるような勢いのある曲を主題歌に据えたかったのでしょうか。
ちなみに亜星さんは、
2年ほど前に出演されたラジオ番組のインタビューで「秀樹の歌もふくめて、一番好きな曲」と語っていたようです。
お疲れ様でした。
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2021-06-17 23:36