私の不思議体験案件
今から18年前、祖父が病気で入院していた時の話です。
私は眼鏡屋に就職したばかりで、なかなか毎日お見舞いに行けずにいたので「じいちゃんに会いたいなぁ」と思いながら、その日も接客していました。
ふとお店のショーウインドーを見ると、じいちゃんが中を覗いてニコニコしています。
接客中なのに「え?えぇっ??」と二度見してしまいましたが、確かにじいちゃんです。
少し手を振り返し、また接客をしながら振り返ると、じいちゃんはもういません。
「入院中なのに外出出来たのかなぁ?でも一人で来るか??」などと思いながら、休憩に入り、母に確認してみようとケータイを開くと母からの着信が2.3件あったので、すぐ掛けなおすと「じいちゃんね、さっき亡くなったよ」との知らせ。
亡くなった時間は、ちょうどじいちゃんがお店を覗いていたくらいでした。
大好きなじいちゃんだったので、怖さは全くありませんでしたが、鳥肌が立ちました。
孫の私をとても可愛がってくれていたので、最期に会いに来てくれたんだなぁ、と涙が止まりませんでした。
私は全く霊感がないので霊体験をしたことがなく、これが唯一の不思議体験です。
どさんこマルコ
女性/45歳/北海道/会社員
2021-06-24 05:36