ほんとにあったドラマみたいな話
皆様お疲れ様です!
私が高校生だった頃、大好きな祖父が亡くなりました。
人の死に直面する機会はその頃そんなになかったので、学校で教師から家に帰るよう言われた際はかなりのショックを受けましたが、すぐ自宅へ戻り支度を済ませて祖父の待つ京都へと向かいました。
亡くなった祖父と対面し、バタバタとお通夜・お葬式を済ませて自宅に戻ると、そこに1通のハガキが届いており、それは祖父からのものでした。
そこには、
おじいちゃんは手術でウンザリしているよ。
過去の失敗を成功に導くためには、何が駄目だったのか原因をしっかり調べてつきとめなくちゃいけないよ。
ガンバレ!
フレーフレー!
と、ミミズみたいなグニャグニャした文字で書かれてあり、その時私は「切ない」という言葉の本当の意味を知った気がします。
すごく会いたいけど、決して会うことはできない。今を大切に生きなきゃ、そこにいてくれる当たり前は当たり前ではないことに感謝しなきゃ、と思わされた経験です。
たまごろ
女性/39歳/千葉県/会社員
2021-07-08 12:52