夏のノンフィクション案件〜ほんとにあったドラマみたいな話〜
本部長、秘書、リスナー社員の皆様お疲れ様です。
僕の水泳人生で最も輝いた出来事です。あれは中学3年の7月中旬のお話です。
前年に200mバタフライで関東大会に出場しましたが、全国大会に出場するまでにはまだ10秒足りませんでした。
冬場の猛練習に耐え、ベスト記録が成長期の体の成長とともにどんどんと更新され、4月にはあと3秒の所まで来ました。
しかし、そこから3ヶ月間はベスト記録の更新が止まり、全国大会の予選1週間前の記録会でも3秒ほど足りず、コーチからも「関東大会の決勝に目標を切り替えよう」と言われるほどに…。
ただ、ここまできて諦めきれなかった私は母親に、「全てを変えるために新しいレース水着を買って欲しい。絶対に標準記録を切るから」と説得し、最新の水着を購入して貰い、それを着て全国大会の県予選に出ました。
結果、200mバタフライで0.03秒全国大会の標準記録を突破し、私は「嘘だろ!」と興奮。母親は号泣。コーチには「1週間前にあんなこと言ってすまなかった」と言われる始末。まさにドラマチックな展開になりました。
全国大会の本線は予選10位であと1歩で決勝進出という所まで行くというベスト記録を出したのも奇跡なのですが、県予選大会のドラマを超えるものはないなと感じています。
バタフライエフェクト
男性/30歳/東京都/会社員
2021-07-08 13:05