夏のノンフィクション案件~本当にあったドラマみたいな話
皆さまお疲れです
結婚してまだ子供もいなかった時の事。
前の住まいは随分と築年数も経った木造5階建てマンションの5階でした。
夏のある日、
その日は夫も私も仕事が休みの日で目覚まし時計もかけずにのんびり寝ていました。
すると外がサイレンの音で騒がしくて目が覚めました。
夫が「火事かなー?」と窓を開けると、
なんと真下に消防車が停まっていました。
私も窓から覗きこむと、外に逃げていた顔見知りの奥さんが
「このマンションの東側が火事ーーー!
すぐ下りた方がいいってーーー!」
と大声で教えてくれました。
とりあえずTシャツにGパンに着替えて玄関を開けたら真っ白な煙がドバッと押し寄せて来て前に進むのは無理と判断、
慌てて玄関のドアを閉めました。
どうしよう???
夫と二人で部屋に一旦待機となりましたが、もう心臓バクバクです。
程なくして消防士の方がドアをドンドンと叩き
「中にいますかー!!」
と来てくれました。
1㎝先も見えない真っ白な煙の中、消防士さんの腕にしがみつきながら5階から階段を降りて行きました。
映画「バックドラフト」で救助されてる人みたい…と思いました。
あの時は怖かったー!
かよよん
女性/57歳/神奈川県/専業主婦
2021-07-08 14:35