ドラマみたいな話

雨の日の出来事です。

弓道部に所属していた私は
校舎から少し離れた弓道場まで
弓を運んでいたのですが、
急な雨だったので
誰かに傘をさして貰わないといけませんでした。
（弓、自分の身長よりも長いので）

同級生の部員が来るのを待っていると
偶然、当時片想いをしていた
同じ部の先輩が通り掛かって
傘をさしてくれました。

ほんの数十メートルの距離を相合い傘で歩き、
いっそこのまま時間止まらないかなぁ
なんて考えてしまいました。

その数ヶ月後、先輩は
私が恋愛相談に乗って貰っていた
仲良しの先輩とお付き合いをされる事になり、

人生は物語のようには上手くいかないんだなぁと
学んだ、青春の思い出です。

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