サプライズ案件
本部長、秘書、社員の皆様お疲れ様です。
そして本部長、お誕生日おめでとうございます。
サプライズ案件、それは今から10年ちょっと前のまだ若かりし頃の話です。
妻に結婚記念日のお祝いで、好きだったブランドのバッグを買って驚かせようと画策していました。
その日は仕事を早く切り上げ、お店に急ぎ、私の審美眼と店員さんのアドバイスで選んだバッグを買って意気揚々と帰宅。
妻にバッグの入ったショッピングバッグを渡した瞬間。
「え?なんで?私バッグ欲しいなんて言ったっけ?しかもこのバッグ、そんなに可愛くないし。どうして勝手に買ってくるかな?こう言うのはサプライズで買ってくるようなものじゃないんだよ。持ってても使わないから、明日返品してきて。」
翌日、買ったお店に行き、返品をお願いしたのですが、一緒に選んでくれた店員さんも事情を話したら苦笑いだけして一切の会話なく粛々とお代を返金してくれました。
今では、妻へのプレゼントは一緒に買い物に行って気に入ったものを私の財布から支払うだけになりました。
もうすぐ結婚記念日です。
まさか今日のお題で、このエピソードを思い出すとは思ってもみなかったです。(サプライズ)
イワイエキ
男性/45歳/東京都/公務員
2021-07-19 17:36