今日の案件

皆様お疲れ様です

私は10年ほど前、「世界一の農業を見に行く」と決め、アメリカへ農業研修へ飛び出しました。期間は2年間です

そこではメキシコ人と一緒に朝5時から地面に這いつくばり、夜8時まで働きました。休みは日曜の午後だけ。週85時間の肉体労働です。

ただの肉体労働なら楽ですが、話す言葉はスペイン語。脳みその消費カロリーも凄まじいもので、最初の1ヶ月で15キロ落ちました。
「オラ　ハポネス　アンダレー」
と言う言葉が今でも頭の中で鳴ります。
意味は「日本人早くしろ」です

「日本人」と言われたらもう黙ってられません。日本人の皆様の為にも誰よりも早く全力で働いてきました。
それはディッキーズのジーンズが1ヶ月でボロボロになる程です。

「100里を行くもの90里を半ばとする」
と言う言葉もあるように、夜6時を過ぎると這いつくばっている地面に涙がボロボロ出てくるんです。ですが会話は笑いながら出来るんです。
「俺は体より心が強い」とその時初めて知りました。

気温33度　湿度30% 日差しが強く、地面に2秒手を置けない世界でした。

ですが心が折れることなくしっかりと2年間成し遂げ、今では実家で農業をしております。

3年ほど前まではもう一度アメリカへ研修に行かされる夢を見てうなされていました。

そんな経験は今でも宝物です。
あの時は心が燃えてましたね
今仕事中に文章を打っていますが、ダメですね。もう一度火をつけないといけないかもしれません。

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