何者
自分が10代の時は、ずっと歳上の、30歳以上の人達を「カッコいいな、あういう人達みたいになりたいな」と思って、上ばかり見ていたから、何者でもない当時の10代の自分など価値がないと思っていました。
親や教師の「お前らなんかにマトモな判断力なんかあるわけないんだから大人の言うことを聞いておけ」というのが、ごく普通の姿勢であり、それは今でも正しいと思っています。
それでもブレない芯はブレないし、失くすべきじゃないものは無くならないし、認められるべき才能は、結局、最後は認められるもの、というのが実感です。
摘まれて廃れるような芽は最初から伸びない芽だったと思うし、そうしたプロセスを経ないものは長く誰かに必要とされるモノにはならないように思います。
「心に寄り添ってくれる」とか
「ぞっと背中を押してくれる」とか、
自分だったら気持ちが悪い。
そういう人は当時もいたけど、信用できない人が多かったですね。
「ピュアな子供の感性」とか
「今しかない若さの価値」とか、
といったことに感動したこともない。
それを『商品』として利用している大人の意図ばかり目につく。それは気をつけた方が良いと思います。
本部長やトーヤマ校長が正面から若者を受け止める姿勢には敬意を表します。一方で自分は『頑固で物わかりが悪いクソ親父』になろうと、心がけています。
コーギモモ
男性/58歳/神奈川県/飲食業
2021-08-05 13:38