映画
樹木希林さんが茶道の先生を演じた『日日是好日』という映画のことを思い出し。何かオチがあるとか、スッキリとするとか、大爆笑とか、そういう結末では少しもないけど、どことなく、ナチュラル素材で心の肌荒れに効きそうな映画だったことを思い出して。
コロナ禍やら、オリンピックでモヤモヤしたり、悲惨な事件も耳にする昨今、何か皆さんにおすすめできるような、同じタッチの映画はないか考えていたら、最近 お気に入りの『マネー・ボール』という映画を思い出しました。
主演はブラッド・ピットなのですが、企画プロデュースのクレジットにも名前があって、彼自身が思い入れのある企画だったことがうかがえます。
アメリカ球界で、それまではスカウトマンの勘や選手の印象によって選手を雇い、チーム構成していたところに、数学に基づいたデータ野球をもちこんで、史上最高年俸を記録したゼネラルマネージャーの話。
とはいえ、映画の中で大成功は後の話。
主人公が大活躍するわけでも、どんでん返しのドラマがあるわけでもないけれど、ほどよいリアリティーと、ほどよい異世界の話で、なんだかとても『しっくりくる』のです。とても『収まりが良い』というか。
ドラマチックなオリンピックの後だからこそ、こんな静かなスポーツ映画も良いと思います。
明日のお休みに、良かったら( ´∀`)
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2021-08-08 21:28