案件

お疲れさまです。

僕がエモいなぁと思う夏は、大学時代の夏です。
夏休みになったばかりのある日の夕方、「これから先輩の家で遊ばない?」と友だちからの連絡。

僕は暇だったので、すぐに先輩の家に行きました。
待ち合わせ場所となった先輩の家に到着すると、すでに何人か集まっていました。
夕方に集合したこともあって、お腹が空いていたので、「先輩、お腹空いたんだけど…」というと、「しょうがねぇなぁ…」と言いながら先輩がキッチンに立ちます。
料理が得意 な先輩だったので、その場でささっと料理を作ってくれました。

お腹がいっぱいになった頃はすでに夜。
暇だなぁ…という声が行き交う中、「そうだ、海いこうよ」という提案が。

偶然にも、その場に集まっていた数名はバイクを所有していたので、すぐさま海へ走らせます。

向かった先は、茅ヶ崎の海。
街頭だけが差し込む夜の海辺で、波の音をBGMに学校の話、恋愛の話、サークルの話など、ひたすら語り合いました。

今思うと、エモい夏だったなぁと、思います。

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