本日の案件
みなさん、お疲れ様です!
あれは数年前、僕が飲食店で働いていた夏のある日。
その日は花火大会があり、花火帰りのお客さんが続々と来店する、その夏1番に忙しい夜でした。
次から次へと終わらないオーダーを、なんとかやり繰りし、いつもより時間のかかる後片付けを終わらせ、閉店作業をして店を出たのが翌朝の4時。
まだ、外は暗く、夜と朝の狭間のような時間帯。
一緒に働いていた女の子がふと
「あー。私も花火、みかたったなー。」と、一言。
僕と、もう1人一緒に働いていた男の子とで、顔を合わせて、うなずくと
「今から花火しちゃう?」と答えました。
そこから、コンビニでお酒と花火を買い、近くの公園へ。
ヘトヘトに疲れてるはずなのに、子どもみたいに3人ではしゃいだ、あの夏の明け方の花火。
花火大会のような派手さは少しもないけれど、
夏になると思い出す、まぶしいくらいにエモい、僕の思い出です。
ドアノブ
男性/38歳/北海道/会社員
2021-08-11 16:27