波の音を聞きながら案件〜甘くて切ない夏の思い出〜

お疲れ様です！
子供の頃、夏休みには毎年 親戚のいる館山に海水浴に行っていました。そんな館山で経験した小2の夏の話です。

当時の私はとてもませた子でした。
スクール水着に水泳帽なんてダサすぎると思った私は、水着の上からTシャツを着て袖をまくり、三つ編みを解きウェーブがかった髪を垂らして海に向かいました。毎年会う地元の子たちに大人っぽくなったと思わせたかったのです。

案の定、みんなの反応は上々！！
憧れの上級生たちからもちやほやされ、気分も上々でした(*´꒳`*)

まるで自分が人魚にでもなったかの様な夢見心地で泳いでいると、突然 脚にビリッと衝撃が走りました。電気クラゲです。
が、今日の私は大人！
クラゲなどで動じるわけにはいきません。
浜に上がり、髪の毛をかきあげ余裕を見せると、今度は手にビリっと衝撃が走りました。
続いて顔にもピリッピリッ！ビリビリビリビリ！！！

垂らしていた髪が仇となり、クラゲが絡みついたのです。地元の漁師さんにとって貰い、仕上げに頭からバシャっとアンモニア水をかけられました。
顔は痛いわ、ぶくぶくに腫れるわ、アンモニア臭いわで身も心もズタボロになりました。

ドキドキと切なさが同時に押し寄せる夏の思い出です。

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