誰でもなれる料理人の話
カレーがシャビシャビになってしまった、という場合「作り方」を無視して、適当に水を入れただけですよね(笑)
カップ麺の「ここの線までお湯を入れて」とか、たいがい守るでしょう「なんとなく半分しかお湯 入れない」なんて人はいないわけです。
なのに、なぜか
料理になると適当で失敗しちゃう(。-∀-)
去年、久しぶりに調理の現場に入って、一番 最初にやったことは、自分専用に温度計・計り・タイマーを買うことでした。
レシピがあって、プログラミングすれば、料理の99%は出来てしまうから。
プログラムの一つ一つは「計量カップで水を量る」というような誰にでもできることです。多少、訓練が必要なものもありますが、概ね技術は大したことないです。
ただプロとして、お金をもらう以上「やらなきゃいけないこと」が数百 数千 数万と無限に出てくるだけです。
大したことがないだけに、結果もわかりやすいです。水を計らずにシャビシャビにしたら、お客さんは来なくなります。無駄にした食材にも失礼です。
ただ、粛々とやるだけ。
記憶力も、センスも、なくて大丈夫。
記憶は道具に任せればいいし、
センスは何百 何千 何万の仕事をするうちに、
やがて身に付くものです。
その気になれば誰にでもできます。
だから誰でも料理人になれる。
『熟練の技』とか『芸術的な一皿』とか、ただそれっぽく言いたいだけですから(  ̄▽ ̄)
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2021-08-15 07:57