案件〜子供のひとこと
本部長、秘書、社員の皆様、お疲れ様です。
案件ですが…
息子の保育園時代の話です。その時の担任の保育士さんはショートカットで背の高い元気のいい先生でした。女子バスケやバレー部で活躍しそうな…と言えばイメージしてもらえるでしょうか…。
ある日、子供たちの間で「先生はオトコか?オンナか?」という論争が起きたのだそうです。
迫力がある声で叱るからオトコだ!
他の先生はみんなオンナだからオンナではないか?
でも髪の毛が短いよ!
私のお母さんも短いけどオンナだよ
幼い彼らは素直さ丸出しで本人の目の前で「オトコだ!」「いやオンナだっ!」と言い合っていたのだそうです。
うちの子は口下手なタイプなのでそれを黙って眺めていたのですが、議論の末に何となく「やっぱりオンナだよねぇ」という結果に落ち着こうとした頃に突然、
「僕は、オトコだと思うよ」
とクッキリと発言。普段は大人しくしてる息子が喋ったことも説得力を持ってしまったのでしょうか、その日の子供達の話し合いは
「先生はオトコ」で決着したのだそうです。
この話をそのボーイッシュな担任から聞かされた時は、ひたすらに「申し訳ありません!」と頭を下げるよりありませんでした。
大人からすると失礼では?と思える内容でも横やり入れることもなく見守って笑い話として報告してくださったその担任の先生には感謝でいっぱいです。
息子に、どうしてオトコと思ったの?尋ねてみたら「強くてカッコいいから」と言ってました。
最近は多様性を重んじて世間的に男女の区別を無くしていく方向ですね。これはそんな柔軟な世界に向かう少し前の昔のお話です。
ここばち
女性/53歳/神奈川県/個人事業主
2021-08-23 15:12