社員掲示板

遊園地の思い出

わたしが高校生の時に「本当にこの遊園地は魔法の国だ!」と思った瞬間があります。

友人たちと東京ディズニーランドに行った時のことです。一日遊んで夜のパレードを見おわって移動中のとき、1人の友人が「パレードを見ている最中にビデオカメラを無くした」というのです。今日一日の思い出が詰まった大事なものです。もちろん「探そう!」という話になります。皆で頭上で花火が上がる中、目線を下にして探しましたがなかなか見つかりません。
そして一度探すのを中止して、帰りにインフォメーションセンターに落し物のことを聞いてみようという話になりました。正直私は園内も広いですし、夜ですし、申し訳ないけどビデオカメラは出てこないだろうと思ってました。

さて、帰り際に寄ったインフォメーションセンターでビデオカメラを無くした旨を係の方に伝えると…
「こちらですか?」とまさにそれが出てきたのです。私は本当に驚きました。ごめん、友人。あの時はまさか出てくるとは!と思ったよ。これは魔法だと思ったよ。

余談ですが、大人になってからある大学の先生がディズニーリゾートに何回も行って独自のデータをまとめた本を読んでいたら「調査の結果ディズニーリゾートで落し物をしたらほぼ確実に戻ってくる」という内容がありました。「ディズニーリゾートは人の気持ちを優しくさせるというのもあるだろうし、おそらく従業員の方も落し物にはそれなりに目を光らせているのでは」と書いてあったような気がしますが…それでもあの事件は魔法のように感じましたね。

グルナッシュ

女性/36歳/北海道/公務員
2021-08-24 09:41

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