あの時は大冒険だった案件につきまして

本部長さん、秘書さん、スタッフさん、社員の皆さん、こんにちは。
お暑うございます。お疲れ様です。

20年前、私が営業の若手だった頃、一人で20人相手にプレゼンした時は、なんとも無謀な大冒険でした。

ようやく一人で顧客訪問して商談ができるようになった頃に上司から任された新規案件。
「会社説明して、相手の困り事や要望を聞き出してくればいいから」と上司から軽く任されたので軽い気持ちで相手先に訪問し会議室に通されると…
相手先の社長、役員、部長などお偉方が20名。
青二歳の私は一人。完全なアウェー試合。
相手は3人ぐらいって聞いてたので持って行った資料は全然足りない。
慌ててコピーさせて貰ってプレゼン開始するも、声は上ずるし言葉も間違えるし「あー、えー」を連発するし、散々な出来栄え。

でも腹を括りました。有る事無い事しゃべりまくって、質問にも答えて、社長のお考えを聞き出せて次の約束を取り付けてなかなか上々なな出来栄え。

でもやはり冒険はしちゃいけませんね。
冒険というか当てずっぽうな返事はしちゃいけませんね。
相手の求める納期は絶対に無理、と上司に叱られ、先輩からは笑われ、後輩からは「やっちゃいましたねぇ」と揶揄われ。

次のアポイントからは上司も同行するようになりましたが。糸の切れた凧をそのままにしとけなかったんだとか。

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